まめに暮らそまい会は、地域活動からはじまったNPO法人です。
「まめに暮らせてわくわく人生」「みんなで支えあうまち」「誰もが安心して暮らせるまち」を目指し、住民によるボランティアが中心となって、高齢者支援や育児支援を行っています。
自分たちでできることは自分たちでやろうと会を立ち上げ、現在では社会福祉協議会中野方支部や民生委員などと連携を図りながら、地域の福祉を総合的に担っています。
「まめに暮らそまい会」の由来
この地域で『元気に』という意味を表わすことば『まめに』を使って、元気に暮らせるまちづくりを願って付けました。略して『まめくら』という愛称で親しまれています。
発足のきっかけ
平成9年に十数名の仕事を抱えた主婦たちが「いずれ、親の介護が必要になったときのために」と、公民館講座で行われた介護教室に参加したことがはじまりです。せっかくならばヘルパーの資格を取っておいたほうがいいという講師の話を聞き、ヘルパーの資格をとりました。そんな中、福祉協力員として一人暮らしの方の見守りをしてくれないかという話がありました。福祉協力員とは、「見守り」「たすけあい」活動などを行う民生委員を補助する役割です。中野方の役に立てるならという思いで、できる範囲で活動をはじめました。
活勧の変遷
- 平成12年
・一人暮らしの方に対する見守り、声かけの活動を行う「ももの会」を発足。
・配食サービスグループ「ささゆり会」に参加し、弁当作りを開始。 - 平成15年
・岐阜県が行う「ふるさと福祉村(福祉区)調査研究事業」のモデル地域となり、「まめに暮らせて・わくわく人生みんなで支えあうまち」をスローガンに、新たに「まめに暮らそまい会」を発足。
・地域で抱えている課題を導きだし、今後の活動に反映させるため、中野方地域全戸にアンケートを実施。その結果を踏まえ、地域住民に当会の主旨を知ってもらうため、また、支え合いの意識と福祉活動の大切さを広めるため広報紙を発行。 - 平成16年
・「ふるさと福祉村(まめに暮らそまい会)」として新しく設立。
・研修を重ね、高齢者と子どもの交流、支え合いマップづくりを進める。 - 平成17年
・「中野方まちづくり委員会」が発足し、その中の「ふるさと福祉村部会」を構成する団体のーつとして位置づけられる。
・学習療法士の資格を取得し、認知症予防のために脳のいきいき健康教室(まめくら学校)を開校。
・子育て広場、春休みと夏休みの親子教室、各種講座を実施。 - 平成20年
・「支え合いマップづくり」は、防災マップとしても活用できるため、中野方自治連合会(現:中野方自治振興会)と共用して活用するようになる。 - 平成23年
・「誰もが生涯安心して暮らせるまちづくり」を推進するため、「まめに暮らそまい会」のNPO法人化に向け、事業内容や方向性について地域内にアンケートを実施。 - 平成24年3月
・「NPO法人まめに暮らそまい会」 を設立。そして、新規事業「おきもり送迎(運営団体が中野方地域協議会から移行)」、「子育て支援」、「家事サポート」、「お弁当宅配」、「ふれあいサロン」、「ちくちくクラブ」を加え活動を実施。 - 平成27年9月
・旧中野方保育園を地縁団体(中野方自治振興会)に無償譲渡決定。そして、地域福祉の活動拠点として、施設の運営を受託。 - 平成28年4月
・旧中野方保育園が、地域福祉の活動拠点「ふれあいセンターまめの木」としてオープン。高齢者の居場所となる「まめくらクラブ」と地域住民が気軽に集える「ふれあいサロン」を開設。 - 平成28年8月
・経営基盤強化のため「菓子製造業」の許可を受け、お菓子の製造販売を開始。